覚書

ライブとか舞台とか

推しのいないリリイベに行って、ニ推しについて少しだけ考えた話

副題:ハイタッチこわい

 


前回の記事を閲覧いただき、またスターをいただき、ありがとうございます。


ああいったブログを書くことに対し、思うところはあったのですが、色々な方に読んでいただけて、なんか、書いてよかったなあと思いました。(稚拙な感想)


はてぶろの使い方を未だによくわかっていない節がありますが、とりあえず今回はこの間行ってきた推し出演作品のリリイベ(ただし推しの登壇はない)について書きます。

 


正直、イベント一週間前くらいまでは、行くか悩んでいました。
推しの登壇がないから、ではありません。

推しがいないのは応募した時点でわかっていたので、まあ、推しに関するこぼれ話が聞けたらラッキー、くらいのかんじでした。(いや、応募した時点では追加キャストがあるかも、という雰囲気だったのでそこにかけていた気持ちが無きにしも非ずだったのですが、それはそれ)


問題は、このリリイベの内容が、トークイベント&ハイタッチ会、であったことです。これがトークイベントだけなら軽率に行ったと思う。


……なんというか、私、接触イベってどうも苦手なんですよね。どう苦手か話し出すと長いので割愛しますが。(いつかこの話もここで書きたい)


とにかく、応募してはみたものの、後になってやっぱり怖気付いたりしたのです。まあ、結局「せっかく申し込んだし……」という勿体ない精神から行ってみたわけだけど。

 


結果、なんかふつうに楽しかったです。
そして、今のところ二推しまでいかないけど、ハイタッチ会を通してなんとなく気になるキャストさんもできてしまいました……どうしよう……困った。

 


※ではここからその二推し事件(なにそれ)含めて当日の感想を書きたいと思いますが、トークイベントに関してはレポと呼ぶにはあまりにもお粗末な文章になってます。誰が何を言った、何してた、みたいな記述はあんまりないです。こういうことをした、くらいの自分用メモでしかないのでレポ的要素はほんとうに期待しないでね……。

 

 

 

 開場~トークイベント

 


この日の会場は練馬文化センターでした。

 

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めっちゃ駅前。練馬って多分始めて降りたけど、迷わず行けた。方向音痴に優しい世界。

 


座席は当選メールの整理番号順に抽選でした。(といっても、私は開場時間から数分遅れで会場に入ったので整理番号なんて意味をなしてなかった気もする)

 

私は整番が200番台だったのですが、会場到着時点でほとんど列がなかったのでほぼ並ばず抽選終了しました。

 

ただ、その際かなり前列を引き当ててしまったので、「推しのいないところでチケ運を使ってしまった……」と微妙な心境でした。

 

でも、どうやらそもそも参加人数が少なかった模様。整番ごとの待機場所見たかんじだと、整番300くらいまでしか出てなかった?みたいだし。座席も、B列以降の前の方だけで足りていました。(A列は潰してた)

会場のキャパが1000人超えで二階席もあった?から、たくさん人来るのかな~と思ってたのでちょっと意外だった。


けど、その大きい会場を贅沢に(?)使って、前の方だけでわちゃわちゃしたのが、なんかこう、程よい距離感がありつつも身内感があって、とても気楽に楽しめました。

 

14時頃、予定通りにイベント開始。

この日のトークイベントは、トーク、ゲームコーナー、プレゼント抽選会、といった内容。トークの内容は今回は割愛しときます。

 

ゲームコーナーは、3種類のゲームのうち2つ成功すればキャストに豪華景品。できなければ、その景品は会場の人に抽選でプレゼント、という応援すべきか否か迷うような説明の後ゲームスタート。


①伝言ゲーム
トークイベントで伝言ゲームってシュールな絵面になるな……と思っていたんですが、そのお題がかなり長い文書で笑った。多分5、6行はあった。


お題は二つあって、二つとも公演中のエピソード(①スタンディングでオベーション ②スクナの紫ちゃんポーズと八田ちゃんのパンツへのリアクション)に関する文章ではあったけど、あれだけの長さの文を短時間で覚えて伝言ゲームして、しかも二問とも(判定甘めだったとはいえ)正解してみせる俳優さんってすごいな……って思いました。


②鎌本を探せ

アニメKの動画を流し、何回鎌本が登場したかキャスト全員で当てるゲーム。


動画はアニメのカットがBGMに合わせて切り替わるものだったんですが、音楽に合わせて画像の切り替わる速度が早くなるので最後とか全然見えなかった……。残像……。私も数えてみたけど、全然無理だった。動体視力などない……。


全部で3回動画見て、キャスト陣の出した答えは「7回」だったけど、正解は6回。でもこれ絶対正解させる気ない奴だよ〜。わかった人いたらすごい。


③風船割ゲーム
登壇キャスト6人が二人組の3チーム(各クランでチーム分けしてた)に分かれ、1分間で黒と白の風船を割る。その際3チーム同時に風船を割るのではなく、1チームずつ行い、全チームで合計15個割れれば成功、というもの。


まずは緑のクラン二人が挑戦。挑戦前にどう割るか二人で作戦会議初めたんだけど、しおんくんがステージ床に寝て、その上にとまんくんが乗るというかなり暴走した方法を提案する二人。


え、何この人たち……?ツッコミ不在…………?


そして、練習と言って実際に床に寝るしおんくんと、その上にまたがろうとするとまんくん。

 


我々は一体何を見せられているのか……?

 


結局、ふつうにお互いお腹のあたりで割ることにして?ゲームスタート。


でも、ふつうに抱き合っても()割れない。(二人とも華奢……)

そこで、助走をつけてしおんくんに勢いよく抱きつくことで風船を破ろうとするとまんくん。
「イチャイチャすんな~」という賑やかしを飛ばす他キャスト陣。

 
我々は一体何を見せられているのか……?(2回目)


結果、割れた風船は0個。かわいいかよ……。

にしても……え……なにこれ……大丈夫……?(いろんな意味で)


二番手は赤のクラン二人。
安定感がすごかった。(質量的な意味を含む)
初っ端からパァンパァン割って、時に不正も使いながら()11個?割ってました。


最後は、「腹筋同士で割ると割れる」というじゅりさんのアドバイスのもと、白銀二人が挑戦~。


残り4つのうち1個だけ割れずに空気が抜けて萎むというアクシデント()もあったけど、それも割れたとカウントしてもらえ、3つはちゃんと割ってチャレンジ成功~~。

景品の焼肉券は無事キャスト陣へと送られました。


みんないっぱい美味しいお肉食べてね……。

 

そして次のプレゼント抽選会は普通に外れ(笑)、最後ご挨拶があって、トークイベントはおしまい。

 


そしてハイタッチ会

 

ここで事件(というほどのものでもないが)が起き、うっかり二推しについて考えるに至ったわけですが。

 

もう一度言うが、私は、接触イベが、苦手です。


でも、今回は推しがいないおかげで(?)、あまり緊張せず、少しは余裕がありました。


それに、まあ、ハイタッチですから。前の人たち見てたら、話せても一言で、流れも早かったので。 ぶっちゃけ安心していたんです。ハイタッチは無難にこなし、その間キャストさんたちのきれいなおかおを至近距離で眺めてこよう、というスタンスの下、気楽に構えていたのです。

実際、約1名を除き、キャストの皆さんは、こう、「ありがと~~(ニコニコ~~)」って超アットホームなかんじで手を出してくれてたので、私も「おつかれさまでした~~」って気楽にハイタッチできたんです。


でも、その、「約1名」の、今二推しを考え出した彼は一味違っててですね……。(なんとなく恥ずかしいので、わかりそうだけど一応お名前は伏せるね)


どんなかんじだったかというと。

 

まず、私の番になったので、とりあえずその方も、「ありがとう」みたいなことをニコニコしながら言ってくれるんだろうな~と思い、おつかれさまです~と返すこころの準備をしていたんです。

でも、その方は、目があうも、何も言ってくる気配が無く。なんなら不機嫌そうに見えなくもなく。(卑屈か)

アッこれいきなりオキラ認定ですか?接触イベでははじめましてなんですけど……ええ……アッ……すいません……どうしよう……ってなって、笑顔作りつつも内心ちょっと焦ったんです。(だから卑屈か)

でも次の瞬間、ふっと表情を緩めて(ややドヤ顔?みたいな)、しっかりこっちの目を見て、「ん」と頷きながら手を出されてだな……?

 

しかもそれがそっけない冷たいかんじじゃなくて、なんかこう、すごい自然体というか、逆に「親しいからこそ」的な距離の近さを感じる対応と言うか……?(※このキャストさんとははじめましてです)

 

あの、一瞬にして「俺たち昔からの付き合いだしな?」みたいな空気を作ってこっちのペースを一気に飲んでしまうのほんと天才の所業としか思えない。なんなんだ……恐ろしい子………この人普段はリアコ製造機かなんかじゃないのか………………?

 

なんかもう、この間僅か数秒だったけど、この一瞬の間に下げて上げるとかいうテクニック、天才の所業か……?

何……え……怖い…………何…………これ催眠術か何か…………?固有結界…………?

 

…………何を言っているのかわからねーと思うが私も何をされたのかわからなかった…………。

 

え……いや…………演技力すご…………怖………………すご……。

 

自分がわりと人見知りするコミュ障タイプなので、自然に距離を詰められる人ってすごいなあって思うんですが、もうほんと、これは尊敬できるレベルで自然だった。わたしもこういうふうになりたい……。

 

……接触イベというものに虚無ってオタクに対し言葉を発したくなかった説(それは最低だろ)も考えられなくはないけど、結果的にその「ん」と言うに留めたことが功を奏しここに一人沼に落ちそうになったオタクがいるのでやはり彼は恐ろしいまでの対オタクハイタッチのセンスがある……(ハイタッチのセンスとは)

 

 

……柄にもなくべた褒めしてしまいましたが。

でもあれ、ほんと、自分のアピールポイントをわかってる人の対応だよな、なんて…………。

 


昔、就職関係の面接練習で「人と同じことを言っても、面接官からしたら聞き飽きてる可能性があるから、もう一段階なんか捻っていけ」みたいなことを言われたことがあるんですが。こういうことか~、と思った。


一人だけ全然対応違ったせいか、ほんっと今までノーマークだったにも関わらず一番印象に残ってるんだよね。


今までは「接触イベでハイタッチ会ってよくあるけど、ハイタッチなんて一瞬だしどんな意味が……?」と思ってた。でも、俳優複数人同時に行う接触イベとしてハイタッチは手軽だし、対盤みたいにほかと比較させることで自分の色をアピールしやすく、またその自分の営業形態が響くオタクを新規開拓するにも有効かもしれない……等と冷静に分析してみましたが、早い話このキャストさんがなんか気になってきてどうしよう?な今です……。こんな……はずでは…………。


公演中も「プレッシャーに耐えてすごくがんばってる人」「ちゃんと先輩を立てられる人」と、かなりの好印象ではあったけど、そこ止まりだったんです。どうしてこうなったのほんと。ハイタッチこわいよ…………。本当に私はこんなチョロい女ではないんだ……信じて…………。


とりあえず、接触イベってほんとうにすごい可能性を秘めてるんだなって思いました……。


しかし、こんなの日常的に通ってたらオタクとして絶対に感覚麻痺するしリアコにもなるよなーと思った……。

 


これをきっかけにこの方が二推し、になるかどうかは、まあ、正直言うとなんとも言えません。


というか、人柄をよく知りもせず、また演技でなく接触の対応で推すのを決めるって、私的にはかなりの博打だと思うんだよね……。いや……まあ……あれは演技力を要する対応だったと思えなくもないけど……。やっぱりまずは板の上での演技を重視したいというか……。


とりあえずは、今後もし予定が合えば、つまりはライブも推しの予定も入らなければ、この方の出演舞台を観に行くのもいいかなって感じです。


まあ、推しのリスクヘッジとしての二推しは特に必要としてないので。

 

様子を見たい、というか。

 

とりあえず「推す」までいかなくとも、「なんとなく好き」で舞台観に行く俳優さんがいてもいいよね、というか。


そんなかんじです。


おわり。